ドラゴンクエスト2のラゴスにこんなバックボーンがあるなんて、知らなかった。
という冗談はさておき。
SFの要素を盛り込んだ話が、淡々と綴られる。空間転移とかの要素が普通に語られている。その能力が特異なものとして扱われるのではなく、普通にその世界に存在するものとして扱われる。
すんなり読めたが、なんかあっさりした感じ。
絶大なファンを持つ筒井ワールドにひょっとしたら初めて触れたのかもしれない。
どうも自分は、もっと熱いものや、謎めいたものが解明されていく話を期待しているようだ。だから「異邦人」/半村良もガッカリした。
どこかに小説ソムリエのサイトはないかな。
好きな小説を5つ、嫌いな小説を3つ挙げたら、お勧め本が何か紹介してくれるようなサイトが。
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Andre's Review:「旅のラゴス」筒井康隆
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