待望の「宇宙世紀モード」だが、最初はガッカリした。「キャラクタが違えば同じ面でもやらなきゃいけないでしょ。」というバンダイのメッセージが感じられるくらいだ。人数合わせのキャラクタたちも使わなならんのかと版権を元手以上に使いこなすバンダイらしいなと思っていた。
しかしifの部分に突入すると俄然面白くなる。サイコガンダム2機と対戦したり、キュベレイ2機と対戦したりといいシチュエーションを用意してくれている。またガンダム時代(連邦vsジオン)が再現されたりするので、「連邦vsジオンDX」がいらないくらいである。難易度も、モビルスーツを増強しなければ「連邦vsジオンDX」なみでバランスがいい。
ストーリーモードだと思うとやや誤解を生じる。文章やキャラクタ画像で盛り上げるわけではないし、エンディングも文字が表示されるくらいなので「ストーリー」を期待すると大きく裏切られることになろう。あくまでもifを楽しむシチュエーションモードと理解した方がいい。
●エゥーゴvsティターンズからの変更(全体的に格闘が向上)
・バウンドドック:使えるようになった。というより前作が…。
・マラサイ:あれえ、レベルダウン? なんか弱っちくなったような。
・キュベレイ:ジオング化
・ジオング:飛べない豚はただの豚!?
プレイ時間:約50時間(クリア済み)